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2007年 08月 31日

Oちゃんの根性

ちょっと事情があって、夜ゴハンをOちゃんと二人で食べました。
現地校に通う6歳の女の子、ワンちゃんのお姉ちゃん的存在です。
パパのお仕事の都合で、去年の春にイギリスへ来て
一ヵ月後から現地の幼稚園に入園。
今では私たち駐在員とその家族の誰よりも、ネイティブな英語が話せるバイリンガルです。

二人でペンネのパスタを茹でて、大好きなトマトソースをたっぷりかけて
ほうれん草のサラダはあまり好きじゃないからちょっとだけにして
向かいあって座って、楽しいディナータイムの始まりです。

私  「ね~ぇ。学校でおともだちや先生が話してるの聞いてて
    分からない言葉があるとき、どうするの?」
O  「分からなくないよ。みんな分かるよ。」
私  「そうかぁ。‥‥いいなぁ。
    私なんか分からないときがいっぱいあって
    すご~く困っちゃうんだよ。」

そしたらOちゃん、握っていたフォークを置いて、私に向かって教えてくれました。

O  「あのね、髪の毛をこうやって耳の後ろにかけて
    よーく聞こうとして耳をすますと、聞こえてくるんだよ。
    それから、Oちゃんは英語を話す、英語を話す、って強く思って
    がんばって話すと、英語が話せるようになるよ。」

両手で髪の毛を耳の後ろにかけて、説明してくれました。

私  「その、髪の毛を耳にかける方法って、誰かが教えてくれたの?」
O  「ううん。Oちゃんが自分で考えたの。」



今はお友達もいっぱい出来たけれど
はじめのうちは学校へ行きたくなくて、日曜の夜は毎週泣いてたOちゃん。
クラスメートも、先生も、自分以外だれも日本語を話さないところなんて
行きたくなくて当たり前だったよね。
それでもママとパパに見守られながら、負けないでここまで来た。

子供は耳がいいから語学の習得が早い、とか
幼稚園で遊びながら自然と体得できる、とか言われているけれど
そうじゃない。

Oちゃんが、がんばったんだね。

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by grass-seed | 2007-08-31 23:59 | 日々の暮らし
2007年 08月 31日

朝起きたら、夏が終わっていた

今朝の鳥たちです。
毎度おなじみデジタルズームの荒い画像でお楽しみください。
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エサをついばんでいるのがLong-tailed Tit  塀の上、左側にいるのはBlue Tit


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左がRobin  エサを食べている左がGreat Tit  右がBlue Tit


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このRobinはオレンジ色の部分が多くて、とても鮮やか。


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 白、黒、ブルーがくっきり美しいMagpie  つやつやしていてペンギンみたいです。
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揺れて食べにくそう‥。


特に風が強かったわけでもないのに
今朝起きたら、庭じゅう落ち葉でいっぱいでした。
こうやって写真を撮っているあいだも、はらはらと散ってきます。
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ほーっ。手が冷たい。ウチに入ってコーヒー淹れよう。


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ポッと灯りが点いているような存在感。
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by grass-seed | 2007-08-31 12:36 | 日々の暮らし
2007年 08月 30日

何のための開放感

こんな感じの普通の道を
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こんな感じで普通に走ってましたら
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左側の視界がさぁーっと広がって
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どっかで見たことあるような旗と
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どっかで見たことあるような砂場
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これって、もしかして‥
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やっぱり。
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フォアー!なんて言われても、逃げようがありません。
そもそも、聞こえません。
ワイルド&デンジャラスな毎日に、乾杯。
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by grass-seed | 2007-08-30 13:45 | 日々の暮らし
2007年 08月 29日

本当にあった怖い「とっさのひとこと」

庭の塀の向こう側で、お隣のおじさんが脚立に登って
植栽の剪定をしていました。
切った枝がウチの敷地に落ちないように、気をつけて作業しているようなので
「こっちに落ちても構いませんよ。」って言おうとしたのに
「おじさん落っこちてきてもいいよ。」って言っちゃったヨ~。(泣)
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そしたら、親指立てて笑ってくれたヨ~。(大泣き)
ワタシ、ガイジンデス。ユルシテ。
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by grass-seed | 2007-08-29 11:46 | 日々の暮らし
2007年 08月 28日

Prom59

Tchaikovsky  Fantasy Overtures 'Romeo and Juliet' and 'Hamlet'
Prokofiev     Piano concerto No.2
            Symphony No.7

Alexander Toradze piano
London Symphony Orchestra
Valery Gergiev
conductor

ゲルギエフ、2007年からLSOの主席指揮者になる?なった?もうなってるの?
客席は異様に混んでいて、その注目ぶりがうかがえました。
指揮棒を持たずに、ひじを曲げて、手首がヒラヒラして、点が見えなくて
あまり好きではない指揮なので、見ないようにして聴きました。
ロメジュリ、もうちょっと、もうちょっと、もうちょっとたっぷり歌いたい感じ。
ホルンの♪ぱーおーぱーおーのところ、もうちょっと粘着質なほうが好きです。
全体的にあっさり(というか流れすぎというか)個人的にはやや不満。
Toradzeのピアノ、初めて聴きましたが、ppなど小さい音が非常に繊細で美しかったです。
プロコの、多声部がゴチャゴチャに左右の手で弾き分けなきゃいけない難しさを
いとも簡単そうに、各声部の横の流れがそれぞれの音色で全部聴けて
(ルックスはそうじゃないんだけど←失礼) 繊細で綿密で素晴らしかった。
ただ、pの音色の多さに対して、fの変化が乏しいような‥。控えめな感じでした。
1楽章のテーマを、ピアノがとても澄んだ音で鳴らすと
弦も同じような透明感で鳴らして、「ナンだ、こんな良い音、出せるんじゃーん」って思いました。
チャイコなんて、木管が浮き出てこないからバランスも悪いし‥。
うーん。またロイヤルコンセルトヘボウのフルートが聴きたいよう。
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by grass-seed | 2007-08-28 23:59 | 音楽
2007年 08月 28日

ぶどうのチカラと 甦る車両

エキサイトブログを長く続けていらっしゃる方の「以前の記事」 のところに 
〇〇年〇月
〇〇年〇月  
〇〇年〇月  
more ‥

というふうに表示されていることが多く
この、more ‥っていうのがすっごくカッコよくてまぶしくて
私がブログを始めたころは、「moreコンプレックス」って感じで憧れていました。

でも、おかげさまで私のこんなブログも当初の思惑より長く続きまして
さらにまだしばらくは続くことになりそうでして‥

そろそろ、この、more ‥ ってのを入れようかな
いつ入れようかな
何ヶ月分の表示にしようかな
ぐふ、ぐふふ、ぐふふふふ。

と密かにときめいております。
あぁ。照れるなぁ。


「イギリスの庭から」
これからもどうぞよろしくお願いいたします。


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昨日はバンクホリデーで夫が休みでしたので
ワインヤード Biddenden Vineyards に行ってきました。
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まだまだ小粒ですが、栄養や美味しさがぎゅーっとみっちり詰まっている様子は
なんだか気が強くてエネルギーにあふれている思春期の青年、といった感じがしました。

そのあとは、近いのでやっぱり素通りできなかったKESR のTenterden Town駅へ。
昨日はshed (作業所のような建物)の公開日でした。
こんな朽ち果てたオンボロ車両が、ボランティアの皆さんの情熱と技術によって
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腐食した金属は新しく補修され
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ゆがんだドアも削ったり補ったり
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ていねいにお化粧直しされて
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こんなに美しい姿に甦ります。
この車両は百年以上も前の、ロンドン地下鉄DistrictLine を走っていたもの。

何度も修理をくり返しながら、大切に使われています。
まだまだ、元気です。
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by grass-seed | 2007-08-28 11:58 | 鉄道
2007年 08月 26日

お手数おかけしてすみません

帰任になるかもしれない、という話が白紙になりました。
8ヶ月以上もドキドキしていたので、なんか、チカラ抜けちゃいました。
イギリスにまだしばらく住んでいられるのが嬉しい、という気持ちは確かにあるのに
なんだか‥どうしてだろう‥ガックシきてます。


そうか、私、やっぱり帰国したかったんだな‥
なんて思っちゃった途端にぽろぽろ泣けてきて
夫、オロオロしてます。
ごめんよ~。この歳で泣かれちゃ怖いよねぇ。

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「今日は僕もプロムスに行ってみたいな」 なんて言ってくれて
当日券を買うために早くから並んで
一緒に、並んで聴いてきました。

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そして
手つないで帰ってきました。


本当にいつもありがとうございます。これからも宜しくお願いします。
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by grass-seed | 2007-08-26 23:59 | 我が家の場合
2007年 08月 26日

Prom56

Britten     Peter Grimes-Four Sea Interludes
Martinu     Piano Concerto No.4, 'Incantation'
Prokofiev   Symphony No.5

Ivo Kahanek piano
BBC Symphony Orchestra
Jiri Belohlavek
conductor

ブリテン始まってまもなく、下手側の客席でお客さんが何かに怒り出して
ずーっと普通の声でしゃべりまくる始末。
ビエロフラーヴェクまで反応して、緊張が走りました。こんなことってあるんですねぇ。
そのお客、休憩までは聞いていたようですが、後半はいなかった。早く帰って。
そんなことが影響したのか、オケがイマイチ。
弦が鳴ってない。木管もちっとも響かない。
さらにバランスも良くないから、残念でした。
ピアノはよーく鳴っていて、楽器の限界を感じさせない、というか
あれだけダイナミクスレンジが広かったら弾いていて本当に楽しいだろうなーと思いました。
高音も低音も、自在に音色をコントロールできる‥すごいなぁ。
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by grass-seed | 2007-08-26 23:59 | 音楽
2007年 08月 25日

20度を越えて暑い暑い

久しぶりに朝から青空が広がって
久しぶりにカーッと陽射しが強くて
日焼け止めをたっぷり塗って、出かけてきました。
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East Grinstead  West Sussex州
Kent, West Sussex, East Sussex, Surrey の4つの州のちょうど境あたりです。


タウンセンターには古い建物が、波打つようにゆがみながら美しく建ち並んでいました。
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少し歩いただけでジワッと汗ばんでくる‥。
車の温度計は27度。ここ数日の15度程度の気温にすっかり慣れていたせいか
グッタリするほど暑く感じます。

でも、日本はさらに10度も暑いんだなぁ‥。(遠い目)




‥と、遠くをぼんやり見ていましたら、足元でワンちゃんが何か訴えてきました。

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た、大変です。前方から犬みたいのが来ます。至急だっこしてください。
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by grass-seed | 2007-08-25 23:45 | お出かけ その他
2007年 08月 24日

Prom53

Bruckner     Symphony No.8 (1890 Nowak edition)

Royal Concertgebouw Orchestra
Bernard Haitink
conductor


ブルックナー8番、人気のある曲ですが
集中して、入り込んで聴かないと、たちまち「クドいなぁ」と感じてしまう曲。
短いモチーフが何度も繰り返されるし、フレーズが分かりやす過ぎて
さらにハイティンクの「全部振ります」的な指揮に
こっちも全身でのめり込んでいかないと、聴ききれない(?)大曲でした。
4楽章、フーガの入りとか、改まって始まるところがあまりにハッキリしすぎな感じ。
(多分、その直前のフレーズ終わりをdimし過ぎちゃったんじゃないかな)
全体の終わり方が不自然に感じたけれど、そういう曲なのかな。よく知らないくせにエラそーに。
このフルート1番の方、すっごく上手でした。
やっぱりオケって、木管ソリストの音色によるところが大きいでしょうね。
客席にはハイティンクファンが多かったようです。
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by grass-seed | 2007-08-24 23:59 | 音楽